「感性に、方程式を。」を採用Webサイトで具現化するまで

コンテンツデザイン部 A.S

企業サイトや採用サイトを作る際、「デザインの美しさ」と「情報の分かりやすさ」は、時にトレードオフの関係になりがちです。しかし、求職者に選ばれるサイトを作るには、その両方が融合している必要があります。

先日リニューアルした弊社の採用サイト。掲げたコンセプトは「感性に、方程式を。」という、一見抽象的なものでした。この言葉をどのようにビジュアル化し、コンテンツへ落とし込んだのか。今回のコラムでは、その制作の裏側についてご紹介します!

抽象概念を「一目で伝わる」ビジュアルへ

「感性に、方程式を。」

この言葉には、「感性(=クリエイティビティ)」に「方程式(=データやロジック)」を合わせてソリューションを展開するという、私たちの姿勢が込められています。

しかし、言葉だけでは直感的に伝わりません。

そこで、今回のリニューアルではこのコンセプトをファーストビューで視覚化。そのキービジュアルをサイト全体のデザインに落とし込みました。

まず、ベースレイアウトには、整然としたグリッドを採用。その中で、論理性と知性を「ブルーの幾何図形」で表現しました。対して、発想やクリエイティビティを「オレンジのブラシストローク」で表しました。

そして、この2色のキーカラーが重なり合う場所に、キャッチコピーを配置しています。これは、ロジックと感性が交わる瞬間、価値あるソリューションが生まれることを視覚的に証明しています。

また、「両手」のモチーフは、右脳と左脳(感性と論理)を象徴しています。それに加え、多くの写真が並ぶサイト内で、グラフィックと写真を違和感なく繋ぐ役割を持たせています。


💡 さらに詳しい「デザインの裏側」を知りたい方へ
担当デザイナーが、デザインにおけるタイポグラフィーの選定理由や、デザイン制作における反省点などを、公式noteのインタビュー記事で語っています。

採用サイトデザインリニューアルの裏側「感性に、方程式を。」をビジュアル化する挑戦


「リアルなイメージ」を伝えるコンテンツ設計

ビジュアルで世界観を伝えた後、次に重要になるのが「納得感」です。

旧サイトの課題を洗い出す中で、新入社員から挙がった声。それは、「入社後のリアルなイメージをもっと知りたかった」というものでした。美しいデザインでも、「自分がここでどう働くか」がイメージできなければ、応募への一歩は踏み出せません。

そこで、今回は社員の「リアルなイメージ」を伝えることにこだわりました。

具体的には、職種紹介ページを大幅に拡充。紹介文だけでなく、社員の1日やキャリアパスイメージも届ける構成へと転換しました。それにより、ビジュアルの「感性」と、情報の「具体性」の両立を目指しました。

「リアルなイメージ」を可視化する撮影ディレクション

「リアルなイメージ」を伝えるためには、写真のクオリティも重要です。しかし、ただ社員がPCに向かっている写真だけでは、会社の温度感は伝わりません。

今回、特にこだわったのは「シチュエーションの設定」「いつも通りの雰囲気」です。

各職種のプロフェッショナル感が伝わるよう、デザイナー職は実際に使用しているデザインソフトの画面を見せたり、施工管理職であれば実案件での施工現場で撮影を行うなど、現場の空気をそのまま切り取りました。

また、撮影慣れしていない社員は、撮影時には緊張してしまうもの。彼らの自然な表情を引き出すため、いつも通りの雰囲気で撮影できるよう意識します。カメラマン任せにせず、プロジェクトメンバーが積極的に声をかけ、緊張をほぐしながら撮影を進行しました。

今回のリニューアルは、「感性に、方程式を。」というキャッチコピーをもとにした、私たちの強みである「想いを形にする力」と「ターゲットを見据えた設計力」の集大成となりました。

制作した採用サイトはこちらからご覧ください。


https://artfreak.co.jp/recruit/

「自社の魅力をどう表現していいか分からない」

もし、そんなお悩みをお持ちでしたら、ぜひ一度ご相談ください。